星トリのメモです
@hoshi_trio 志廼くんのお父さんは警察官、きびちい人、しなくんは周りの影響でギャル男ファッションに染まっていきますがもちろんお父さんは反対、でもしなくんも反抗期ですからそのまま街に繰り出します、ある日しなくんにスナップの声がかかり目をつけた編集長の指示でそこから読モになります
@hoshi_trio 優しいお母さんには伝えましたがお父さんにはバイトをするとだけ言いました、しなくんは雑誌でどんどん担当ページが増え表紙になります、そこで本屋に立ち寄ったお父さんにしなくんが表紙の雑誌がばれてしまいます
@hoshi_trio お父さんは怒りませんでした「志廼、お前はここまで頑張ったんだな」「……そう、おれ頑張ったんだよ！父さんには反対されると思って言えなかったけど……」「父さん反対しただろうなあ、こんな派手な格好で知らない人からしなくんなんて呼ばれるなんてな」
@hoshi_trio
「でも母さんと話したんだ、表紙になるなんて簡単じゃないこと、それだけ頑張ったんだな」
「うん…」
「だがな、志廼、お前一人の頑張りだけじゃないことをわかっておくんだぞ、お前の運も周りの人に恵まれたこともあるんだから」
「うん……」
@hoshi_trio ぶっちゃけしなくん俺が頑張ったからに決まってんじゃんと思ってます、その頃のしなくんは礼儀もなく誰でもタメ口、お疲れ様です、おはようございます、初めましての代わりにチーッス三段活用、俺はモデルだからいなかったら雑誌成り立たないよねと完全に天狗でした
@hoshi_trio 天狗の鼻は折られるのがもちろんです、新しいモデルさんが入ってきてしなくんはどんどん呼ばれる回数が減っていきました、おかしいな、俺は表紙にもなれるモデルなのにと思っていましたが自分の振る舞いとお父さんの言葉を思い出して自分がいかに失礼だったということを後悔しました
@hoshi_trio その後しなくんは将来読モは卒業するかもしれないけど裏方でもいいからこの世界を進路にしたいと思い始め、減ってきたモデルの仕事に礼儀礼節を大事に挨拶もしっかりするようになり、人との輪ができギャル男雑誌以外のモデルをしないかとNOVAからお声がかかりなんやかんやで今に至ります
